食物経口負荷試験について

「この食べ物、うちの子はどこまで食べられる?」。それを確かめる検査が、食物経口負荷試験です。

いまは、多くのお子さんが、おうちで少しずつ食べ進める方法で治療できています。院内での負荷試験は、必要と判断したお子さんに限って行います。

負荷試験とは

医師の見守りのもとで、原因の食べ物を少しずつ食べて、症状が出るかを確かめる検査です。

血液検査の数値と、実際に食べたときの症状は、一致しないことがよくあります。食べてみることで、どのくらいの量なら食べられるかが分かります。

3つの進め方

お子さんの状態に合わせて、次の3つから選びます。

  1. おうちで少しずつ食べ進める
    血液検査の結果や皮膚の状態、これまでの症状をもとに、安全と思われる量を決めます。その量をおうちで続けながら、少しずつ増やします。
  2. 院内で負荷試験を行う
    ナッツ類など、まだ食べたことがない食べ物で、症状が強く出る心配が少ないと判断したときです。
  3. 専門の病院を紹介する
    症状が強く出るおそれがあるときは、負荷試験を専門に行う病院をご紹介します。

院内で行う日

原則として、火曜日と、偶数週の土曜日の14時20分から始めます。日時は、ご相談のうえ決めます。

当日の流れ

  1. 受付
  2. 診察で、その日の体調を確かめます
  3. 食べ物を、少しずつ量を増やしながら食べます(60分ごとに2回、または30分ごとに3回)
  4. 最後に食べてから2時間、様子をみます
  5. 問題がなければ、お帰りいただけます

半日かけて行います。症状が出て対応したときは、さらに時間がかかります。

試験のあいだは、看護師と院長が、症状が出ないかを見守ります。症状が出たときは、院内ですぐに対応します。

お子さんは、お部屋のおもちゃやDVDで過ごせます。

結果をもとに、これから何をどのくらい食べてよいかを、一緒に考えます。

持ち物

前もってお伝えした食べ物を、お持ちください。

前もって止めるお薬

抗ヒスタミン薬(アレルギーを抑える飲み薬)は、3日前からお休みします。

どのお薬を止めるかは、前もってご相談します。

体調が悪いとき

当日に体調が悪いときは、診療時間内にお電話でご相談ください(045-983-1018)。

費用

16歳未満のお子さんは、保険診療です。

16歳以上の方(保険がききません)

  • 費用は、1回10,000円です
  • 原因と思われる食べ物を院内で少しずつ食べて、症状が出るかを確かめます
  • 1回の検査です。続けて行うかは、結果をみてご相談します
  • 検査中に、じんましん・咳・吐くなどのアレルギー症状が出ることがあります
  • まれに、アナフィラキシーなどの強い症状が出ることがあります
  • お問い合わせは、診療時間内に 045-983-1018 へお願いします

ご相談は

食物アレルギーのご相談は、アレルギー外来でお受けしています。初めての方は、まず一般診療でご予約ください。

公式LINE・Instagram

休診や、予約が始まる日は、公式LINEでお知らせしています。

季節の病気やアレルギーの話は、Instagramで週に1回ほどお届けしています。