アトピー性皮膚炎に関する院内研修を行いました!

 こんにちは。


ゴールデンウィークも明けて少しずつ暑くなってきました。

汗疹(あせも)で当院を受診される方も増えております。

また風邪の方もちらほらいらっしゃる印象です。

体調管理にはくれぐれもお気をつけください。


さて、当院では時折院内研修を行っています。

医学のアップデートに合わせて、またはスキルを維持するために、不定期ですが昼間にスタッフが集まり学んでおります。

研修には業者に依頼して薬剤やワクチンなどの特徴や使い方を教えていただく場合もあります。

院長は研修設計の専門家(Instructional Designer)でもありますので、自前で研修を行うことも多いです。


昨日はアトピー性皮膚炎についての院内研修を自前で行いました。

院長(医師)だけでなく、看護師も患者さんに説明したり相談に乗ったりすることができます。

医療を行わない受付スタッフも、診察室で何をしているか知っておいた方が良いと考えております。

なので当院の勉強会はスタッフ全員を対象とすることが多いです。


これまで当院では、初めてアトピー性皮膚炎の治療を受ける患者さんに対して、看護師から治療について説明させていただくようにしておりました。

その説明内容についてスタッフと院長が集まって確認をしました。

そうすることで、どのスタッフでも適切な説明が可能になります。

また、通院中にアトピー性皮膚炎の症状がぶり返す(再燃する)方もいらっしゃいます。

そういう方にも今後は看護師から説明させていただくことがあるかもしれません。


医師(院長)にも、診察時に分からないことは気軽にご遠慮なくお尋ねください。

できれば予め Web 問診に入力してくださると漏れがなくなります。

ただ、どうしても他の患者さんが待っていたりして、患者さんや保護者の方も遠慮してしまう状況になりやすいことは重々承知しております。

看護師の方が時間を取れることが比較的多いですし、看護師から説明させていただく場合、医師には言いにくい「実は……」というお悩みや実情をご相談いただくことが可能になります。

看護師が、医師に確認・相談・説明してもらった方が良いと判断した場合は、改めて医師が診察することもあります。


今回はアトピー性皮膚炎についての説明の確認だけでなく、石けんの泡の作り方やお子さん体の洗い方、そして外用薬の塗る量についてもみんなで実習して確認しました。

例えば外用薬の塗る量について、当院では「ティッシュが張り付く程度」と説明させていただいています。

ただ口でそう言っても実際の量は想像しにくいですし、各スタッフの認識が異なる可能性があります。

そこで昨日は実際に外用薬を院長や他のスタッフの皮膚に使用し、どのくらい塗れば本当にティッシュが張り付くのか確認しました。

なお昨日は 30 分程度の研修のつもりだったのですが、質問や議論などで盛り上がり、気がついたら1時間以上経過していました。


このように、当院では院長だけでなくスタッフも学び、より良い医療の提供に努めております。

他にも適宜、スタッフのリクエストや新しい薬が出た場合などに院内研修を行っています。

院内で患者さんの状態が悪化した場合のシミュレーション(小児急変対応)研修も定期的に行っております。

この活動は今後学会でも発表し、参加者の皆様と議論を重ねることで、当院や他院のより良い取り組みに繋げる予定です。


今後とも十日市場こどもクリニックをよろしくお願い申し上げます。