入園・入学前に確認したい子どもの予防接種

こんにちは。 

前回に引き続き、予防接種について記事を書いておきます。 

今回は「入園・入学前に確認したい子どもの予防接種」です。

当院HPのコンテンツ、予防接種と乳幼児健診にも記載がありますが、改めて一通り詳しく記載しておきます。


保育園の入園前

ご家庭によっては、1歳になる前にお子さんを保育園に預けることもあります。

保護者の方が働いているなどの事情で保育園に通い始めると、予防接種を受けるハードルが多少上がるのではないかと思います。 

また、保育園での感染拡大を防ぐという意味でも、保育園や幼稚園に入る前になるべく予防接種を済ませておきましょう。

0歳児のワクチンスケジュールは以下の通りです。



1歳過ぎに接種をお勧めするワクチンは以下の5種類、つまり肺炎球菌ワクチン、5種混合ワクチン、MRワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチンになります。 

5種類を同時に接種することも可能ですが、ワクチンを接種できるスペースの関係で、5本目は足に接種することになります。 

そうすると(赤ちゃんではやむを得ない場合もありますが)1歳を過ぎたお子さんでは痛々しいと個人的には感じますので、生ワクチンと不活化ワクチンは別の日に接種することをお勧めしています。

注射生ワクチン同士を別々に接種する場合は4週間以上(正確には27日以上)の間隔を空ける必要がありますが、生ワクチン同士は同日に接種することが可能ですので、同時接種をお勧めしています。 

おたふくかぜワクチンについては前回の当院ブログをご参照ください。


ちなみに当院では12ヶ月健診=1歳健診も行っています。

1歳健診と上記ワクチンの予約を同じ日の同じ時間帯にお取りいただければ一緒に行うことが可能です。

説明をご希望なさる方は気軽に当院にご連絡ください。


また、標準的なスケジュールでは1歳半で水痘(みずぼうそう)ワクチンの追加接種するタイミングになります。

1歳半健診の後に接種するとちょうど良いかもしれません。 

1歳の時におたふくかぜワクチンを接種していないお子さんは、ぜひこのタイミングで接種してください。


保育園・幼稚園の入園前

3歳・4歳のお子さんは、日本脳炎ワクチンの接種があります。

標準的なスケジュールであれば3歳時に2回、4歳時に1回です。

あらかじめ問診票が送られてきますので、なくさないようにご注意ください。 

なお、横浜市では4歳の時に使う問診票も3歳前に一緒に送られてくることが多いようですので、保管にお気をつけください。


小学校入学前

お子さんが年長児相当の学年になる時にMRワクチン(2期)の問診票が送られてきます。

年長さんになったら、忘れないうちにMRワクチンを接種してください。 

また、このタイミングでおたふくかぜワクチンの2回目を接種することをお勧めしています。

おたふくかぜワクチンについては前回の当院ブログをご参照ください。


中学校入学前

中学校に入る前、11歳から二種混合ワクチン(DTワクチン)が接種可能です(定期接種は11歳以上13歳未満)。 

また、女子は小学校6年生からHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の定期接種が行われています。 

年間約2,900人が命を落としている子宮頸がんは、このワクチンにより予防ができます。 

いずれも、忘れないうちにぜひ接種してください。


なお十日市場こどもクリニックの予防接種はWeb問診から前日まで予約可能です。

当院は引き続き、十日市場の小児科・アレルギー科として、十日市場周辺地域のお子さんと当院かかりつけの皆さまのために診察を続けてまいります。 

今後ともよろしくお願いいたします。